VPLEA 1st kill取られても、勝利した勝因とは?
こんにちは
やまだです。
前回は1st killを取られたにもかかわらず、勝利したRAとTAとGGの動きをみていきたいと思います。あくまでも、個人的な見解です。
リーグ戦 Week 1 Day 1
TA vs LS
この試合ではLSがTAから1st killを取りました。
基本的にkillを取られてから、金銭差(300g)を埋めるには相手のジャングルを上手く獲得するか、CSを相手より多く取るか、数的優位を作ってkillを取るか、タレットを折るかに限られます。
2kill目もmid のセレスにゴールドが入りましたね。
しかし、一つの動きのミスで一気に形勢逆転の形となります。
まず4:50秒でTAがbotタレットを破壊。その後流れるようにmidタレットへbot,jgが集合。
LSのtopは下がらずを得ませんでした。
bot,jgはタレットを折るのにレーンにいました。
そして、TAがmidへ4人集合しているにもかかわらず、セレスが相手ジャングルへインベートしてしまいました。このムーブは試合を変えてしまいました。
これでは簡単にタレットを折られてしまいます。
LSとしては、botタレットを諦め、killを取ることを優先するべきでした。
アーダンはリコールせずに、挟み撃ちの形で5v4の形を作れば、タレット前でもあるので、確実に1killは獲得できたでしょう。たとえmidタレットが破壊されたとしても、折り返すことは容易だったように思えます。
1本目のmidタレットが折れてしまうと、GW獲得への動きもしやすくなります。
この試合のターニングポイントはmidタレット1本目の破壊が大きいです。
セレスが経験値を吸おうとbot側ジャングルに顔を出す動きが多く数的不利の場面が多かったです。
GW獲得前も味方botがジャングルをファームしているところに寄ってしまいました。
この試合だけでも、midの動きはかなり重要だと感じさせられました。
この試合はLS側が1st,2nd kill をしていても、TAjgは先にレベル8になり金銭差はほぼありませんでした。
それはTA側のbot,jgのジャングリングをみているとまったく無駄がありません。味方bot側、敵top側のジャングルを回るように周回していました。敵のジャングルの周回が終わると、botを押してタレットに圧力をかけていきます。
先にタレットが折れたので、数的優位を作りやすくなりました。これもTAの勝因の一つでしょう。
Week 2 Day 1
RA vs TS
この試合は動き云々というよりも、mid,bot,topのCSの差により、1st kill分の金銭差は帳消しになりました。もったいないとすれば、1st killをjgがとってしまったことです。さらに、今回のjgはフォートレスでかなりサポートビルドを目指していました。
この場面であれば譲ることができたはずです。スカイかマレンに譲るべき場面であったでしょう。
この試合で注目すべき点としては、お互いのjgがサポートだったので、自陣側の大きなミニオン(160g)を両チームとも、midに譲っていたことです。
ターニングポイントは10:30あたりの集団戦です。
正直、この集団戦はTS側が勝てるはずでした。TS側はbot,midがインフュージョンを飲んでいました。しかし、当たり方が非常に悪かった。
キャサリンのサイレンスをもろに受けてしまい引くに引けず当たり負けしてしまった集団戦。このままGW獲得もさせてしまいました。
GG vs LS
この試合は正直、1stkill からの動きというよりも、LS側のヒーローの編成に難がありました。
GG側はCCが豊富かつ、ADCにバーストヒーローがいる。AOEヒーローもとれているため、かなりバランスがよい。
かえって、LS側はレンジ2枚で前線を張れるヒーローがキャプテンのフィンのみという序盤有利をとれないとかなりきつい構成。さらにはtopに攻撃的なヒーローを配置してしまい、一度、GG側のCCを受けると機能しなくなってしまう。
この試合はみている時にヒーローピックでピック負けしていたので、正直、勝敗はある程度予想できていた。
あとは、やはりmidのCS差がかなりあった。だれしも対面サムエルを体感すればわかると思うが、プッシュ力も速く、AOEダメージもあるため迂闊に前にでればキルを取られかねない。なので、CSを取るにも一苦労である。
このmidのCS差はゲームを変えていくのかもしれない。
今日の20時からVPLEA Week 3 Day 2ですね!
5日間も試合をしているので、韓国のRAとTAの牙城を崩すチームがでてきて欲しいですね。
日本のチームはしっかりと、対戦を見直して、次にあたるチームの欠点など見つけられているでしょうか?RAやTAもみていると、欠点はいくつかあります。しかし、それはかなり少ないです。そこを見つけれたチームがでてくると嬉しいですね。
日本のチームのみなさん頑張ってください。